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冒険王は「ライフワークバランス」へ

ライフワークバランス

これは未来工業創業者の山田昭男氏が唱えた言葉です。

一般的には「ワークライフバランス」と言われますが、ワーク(仕事)を先に置くのではなく、ライフ(生活)を先に考えることが、社員の幸せにも通じる――という考え方です。

仕事のために生活を犠牲にするのではなく、生活を豊かにした方が、仕事でも力を発揮できる

師匠・山田昭男氏

山田氏については、いつか改めてブログで書くことになると思いますが、私が経営の師匠とする方です。

未来工業は『日本で一番大切にしたい会社』でも紹介され、年間休日140日、営業ノルマなし、70歳定年など、徹底した社員第一主義と、社員のやる気を引き出す独自の経営で成長してきました。

経営のみならず、本人の生きざまや思想・哲学を20年近く聞かせてもらい、世の中の見方から考え方まで、大きな影響を受けてきました。

ダメな弟子の見本

そんな私ですが、ダメな弟子の見本で、師匠と逆の「ワーク優先のライフ」に励んできました。

師匠の言うことは分かる。

理想はそうだろうけど――

頭では分かったつもりでも、仕事優先・仕事中心で頑張らないとやっていけない。そんな経営者根性がどうしても出てしまうのです。

これまでの働き方

自社でも今期から、年間休日115日を120日に増やしました。

一般職員の残業も以前から平均10時間未満で、ある程度ホワイトな環境になっていると思います(管理職の残業はまだ多いですが…)。

一方で、経営環境も厳しい中、本当にライフ優先でいいのかと悩むこともあります。

それでも、本気でそこに振り切り、結果を出すことが長い目でみれば、社員にも会社にも良いことだと思えるようになってきました。

経営者の性分

私の性格では、どうしても仕事を優先で考えてしまいます。

経営者として、それはある意味当然だと思っています。

仕事に合わせて一日のスケジュールを立て、生活も休日も仕事基準で考える

スポーツ選手や役者さんが、試合や本番に合わせて私生活やコンディションを整える感覚に近いと思います。

しかしそれが過ぎると――
仕事の比重が重くなり、私生活や家族・友人との時間を抑えて、仕事一辺倒の生活になっていきます。

実際、私自身も何十年もそのように過ごしてきましたし、経営者である以上、仕方のないことと割り切ってきました。

ただ経営者がこのような働き方をしていると、周りの社員にもいい影響はないだろうと思います。

特に管理職などは気を遣ってしまうのではないでしょうか。

何のために経営をするのか?

師匠は「社員が幸せな生活を送れるように考えるのも経営者の仕事」だと話していました。

そう考えると、働く目的とは
私生活や人生を充実させるためであり、「私生活が充実しているから仕事も頑張れる」ということでしょう。

ライフが充実するということ

私はこれまで、

仕事が充実しているから私生活も充実できる」と、仕事という義務や責任を優先に考えていました。

ただもう一歩進めて考えると、

私生活が充実しているから“仕事ももっと充実”できる」とも言えるのではないでしょうか。

私生活の充実とは人それぞれです。

趣味や仲間と過ごす時間、家族との時間。サークル活動やPTAなどの役員を担うこともあるでしょう。

仕事優先で考えていた私は、
仕事でいつ何が起きるか分からないので、できるだけ他の役割から距離を置き、フリーで動けるようにしていました。

しかし長い目でみれば、そうした役割を経験し、組織や誰かに貢献していくことが、人生や仕事上で活きてくることも多いと感じています。

ワークの充実も、ライフの重要な要素

もう一つ付け加えると、
ライフの充実を考える上で、ワークの充実も大切だと思います。

スポーツ選手が本番以外でも自主トレや自己管理を行い、常にベストな状態で試合に臨もうとすること。役者さんが役のリアリティを追求して体重の増減まで行うこと。

やり過ぎでは、と心配にもなることもありますが、その情熱はきっと感動を生むパフォーマンスや演技に繋がり、本人の人生を明るくしているのだと思います。

そう考えると、ライフの充実とは、余暇の過ごし方だけでなく、仕事の充実も含めて捉えた方が、より豊かなものになるように思います。

その方が、充実した仕事で会社も儲かり、社員にも還元できる。すると社員も喜んで更に充実する・・・。という善循環の経営になると思います。

それが、何十年も増収増益をつづける未来工業の成長の秘訣でもあるのでしょう。

もう30年も前に師匠に言われたことを、今さらながら実行に移そうと考えています。

冒険王は2026年1月より
「ライフワークバランス」の経営に、さらに舵を切っていきます

まだまだ課題はありますが、社員がもっと働きやすく、やる気が生まれる環境を目指し、師匠の教えの通りチャレンジしていきたいと思います。