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ファイナンシャルプランナーの仕事内容や年収は?

更新日:2020/03/23

ファイナンシャルプランナーという名前は聞いたことがあっても、実際にはどんな仕事をするのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。

ファイナンシャルプランナーとは、税金や投資、財産の相続や住宅ローン、 不動産運用などの相談に対して適切な提案や助言を行う、いわゆるお金のエキスパートです。

今回は、そんなファイナンシャルプランナーの仕事内容や年収、資格取得の難易度や就職先などについて詳しく見ていきたいと思います。

ファイナンシャルプランナーの仕事内容は?

私達は生きていく上でマイホーム購入や財産相続、また保険加入などさまざまな場面で、お金の問題に直面します。

ファイナンシャルプランナーは、そんな個人または中小企業などの法人の顧客の相談に応じ、資産に関する情報を分析したり、人生プランに対する資金計画を立て、資産設計の提案や相談などを行います。

つまりファイナンシャルプランナーとは、多くの知識と顧客との円滑なコミュニケーション能力が求められる仕事であり、顧客が金銭面で被る可能性のあるリスクを軽減し、安定した生活を送れるよう手助けする役割を担う仕事であるとも言えます。

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ファイナンシャルプランナーの就職先は?

ファイナンシャルプランナーの就職先のほとんどは、銀行などの金融機関や保険会社、証券会社などの企業となっています。
他にも、不動産会社などで不動産運用の設計などを行う営業職として働くケースもあります。

また独立した場合は、個人の顧客の保険や不動産など相談の他にも、自分の専門分野においての講演や執筆を行う場合もあります。

ファイナンシャルプランナーの年収を紹介

ファイナンシャルプランナーの年収は約200万~1000万円と、人によってかなり幅があります。

企業に就職すれば、毎月決まった額の給与が支払われます。特にファイナンシャルプランナー資格保有者には、資格手当として月1~2万円程度支給されるケースもあるようです。

一方独立したファイナンシャルプランナーは、顧客から支払われた相談料やセミナー代金という形で報酬を得ています。

報酬の相場は、ファイナンシャルプランナーとしての人気や知名度また経験によって異なり、だいたい1時間あたり4000円~8000円となっています。

資格の難易度は?独学でも合格できる?

ファイナンシャルプランナーと一言で言っても、実は資格には国家資格であるファイナンシャルプランナー技能士と民間資格であるAFP資格・CFP資格などの種類があります。

ファイナンシャルプランナーFP技能士は3級、2級、1級に分かれており、資格試験については日本FP協会と金融財政事情研究会の2つの団体が実施しています。
一度合格したら資格に有効期限はなく、また更新の必要はありません。
一方民間資格であるAFP資格・CFP資格の試験は、日本FP協会が実施しています。

難易度については、AFP資格が2級ファイナンシャルプランナー技能士と、CFP資格が1級ファイナンシャルプランナー技能士とほぼ同じレベルとなっています。

ただしAFP資格、CFP資格には有効期限があり、資格を更新するためには、資格の認定後のおよそ2年間の継続教育期間中に、AFP資格は15単位以上、CFP資格は30単位以上を取得する必要があります。

資格取得者数の推移を見ると、ここ10年間の受験者数は2008年以降から大幅に増加しており、2010年には過去最高の308万人が受験しています。

なお2018年は約254万人が受験しており、ここからもわかるように、ファイナンシャルプランナーはビジネスの現場における不可欠な存在として近年重要視されています。

ファイナンシャルプランナーの資格を取りたいという方の中には、できるだけ時間や費用をかけたくないため、独学で勉強したいという方もいらっしゃるでしょう。

独学でも試験に合格することは可能ですが、受検対策のためのテキストや参考書選びに手間がかかる、また最新の法改正情報を自分で集めなくてはならないという大変さがあります。

しかし独学には、仕事などが忙しくなかなか学校に通う時間が取れなくてもなくても自分のペースで勉強を進められる、費用を安く抑えられるというメリットもあります。

また受検資格を得るためには、2級ファイナンシャル技能士の試験を受ける場合は、3級ファイナンシャルプランナー技能士の保有や2年以上の実務経験、または日本ファイナンシャルプランナー協会の認定講座の修了のうち、いずれかを満たすことが必須条件となっています。

そのため実務経験がない方が独学で勉強すると、試験を受けられなくなってしまう可能性もあるので注意が必要です。

一方で、通信教育やスクールの受検対策講座には、実務経験や保有資格がなくても受検資格の要件を満たす認定講座が多く存在しており、認定講座を修了すれば、受検資格の条件を満たすことができます。

まとめ

ファイナンシャルプランナーの資格取得者は年々増加傾向にあります。これは金融機関や保険会社などさまざまな企業で、ファイナンシャルプランナーのニーズが増えていることを物語っており、今後ますます活躍の場が拡がることが予想されます。

これから何か資格を取り働きたいという方は、ファイナンシャルプランナーもひとつの選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。

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