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図書館司書ってどんな仕事?必要な資格を紹介

更新日:2020/02/19

「読書が好きで本に関わる仕事につきたい」「学校図書館で子供達に本の面白さを伝えたい」「静かな落ち着いた職場で働きたい」こんな思いから、図書館で働くことを考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
図書館で働く職業としては図書館司書がありますが、実際に図書館司書になるためには、どのようにすればいいのでしょうか。

そこで今回は、図書館司書の仕事内容や必要な資格、また資格の取得方法などについて見ていきたいと思います。

図書館司書とは

図書館司書とは、図書館内において本や資料の管理、蔵書の貸出や返却、分類整理やレファレンスと呼ばれる情報提供、広報などを行う専門職員のことを言います。その他にも本の購入や読書相談、イベント開催や展示コーナーの設置なども行います。

勤務先としては、市町村の公共図書館や私立図書館、大学図書館や学校図書館、国立国会図書館や専門図書館などがあります。

仕事内容

図書館司書の仕事内容は、蔵書の貸し出しと返却対応、利用者の希望に応じた本の購入、また新規の本や返却された本を元の棚に戻す配架も主な仕事の1つとなっています。

図書館を利用する際には、まず図書館での利用者登録が必要となります。この利用者登録を行い、専用のカードを発行するのも図書館司書の大切な仕事のひとつです。

さらに本の展示コーナーの設置、イベントの企画など、多くの利用者に対して本に興味を持ってもらえるような企画を考えるのも仕事の一環であり、図書館司書はまさに本のスペシャリストと言えるでしょう。

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必要な資格

図書館司書になるためには専門の資格が必要となります。そのため正規職員のほどんどが、国家資格である図書館司書資格を持っています。
高卒の場合はまず司書補になってから司書講習受け、図書館司書になるという段階を経るため、他の仕事をしながら資格取得を目指す場合は1年以上かかる場合もあります。
また大学や短大に進学した場合は、司書養成科目の単位を修得すればよいため、学校に通いながら図書館司書資格を取得することができます。

さらに資格を取得した後に実際に司書として働くためには、自治体で募集している公共図書館を探す必要があります。

公共図書館の他にも、大学図書館や国立図書館、専門書を扱う企業の図書館など、司書の働く場所は多くの種類があります。ただ資格の募集枠は数が限られているため、常に情報収集を行い根気強く求人を探すことが大切です。

ちなみに給料は、公共図書館の場合は公務員と変わりません。また大学図書館などの自治体以外が運営する図書館の場合は、給料は20万円くらいがだいたいの相場であると言われています。

資格の取得方法

図書館司書の資格を取得するためには、大学や短大で司書養成科目を履修する、また大学などが開講する司書講習を受講するなどの方法があります。
また高卒の場合は司書補として3年以上働き、約2ヶ月間の司書講習を修了するという方法もあります。

さらに、学校図書館で児童達に読書指導などを行う司書教諭として働くためには、司書教諭の免許が必要になります。司書教諭の免許を取得するためには、教員免許を取得でき、また司書教諭講習科目が受講できる大学や短大を探さなければなりません。

社会人として働いている方で、働きながら司書資格を取得することを目指しているという方には、通信教育を利用することをおすすめします。ただし通信教育と言っても、図書館司書の講習は自宅学習のみで資格が取得できるわけではありません。
年に数回学校へ通い、スクリーニングと言われる通信教育において学生が教室で講義を受けることや面接などが必須となっています。
なお司書の通信教育講座にかかる費用は、だいたい10万円ぐらいから設定されています。

このように図書館司書資格は、それぞれの事情に応じて資格取得を目指せるようになっています。

まとめ

公共図書館や大学図書館など、さまざまな場所で仕事ができる図書館司書という仕事は、本に関わる仕事に携わりたいという方にとっては、まさにぴったりの職業であると言えるでしょう。
また、正規職員として働きたいという場合は、まずは資格の取得から始めてみてはいかがでしょうか。

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