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派遣におすすめ!ツアーコンダクターの仕事内容

更新日:2020/07/29

派遣の仕事を探している方におすすめのお仕事のひとつが、ツアーコンダクターです。今回は、ツアーコンダクターの詳しい仕事内容や、なるためにはどうしたらよいのか、また持っていると有利になる資格などについて具体的に紹介します。

ツアーコンダクターとは

ツアーコンダクターとは旅行添乗員のことであり、パック旅行や団体旅行に同行し、旅行に関する様々な手続きを行ったり、各地を案内しつつツアー客の要望の応対をするなど、その仕事は多岐に渡ります。
ツアーへ同行している間は常に仕事中のような状態になるという点では、大変な仕事ではありますがその分、やりがいのある仕事でもあります。

実はツアーコンダクターの仕事は旅行会社の正社員として働く以外でも、派遣会社に登録し、そこから派遣され仕事を行うこともあるため、必ずしも旅行会社の社員として働く必要はありません。すぐに正社員で働く事が難しい場合は、まずは派遣で働くという選択肢もあります。

仕事内容の詳細

旅の案内役となるツアーコンダクターは、国内や海外への団体旅行などのツアーに添乗員として同行し、お客様が安全で快適なツアーが楽しめるよう業務を行います。

自身が添乗するツアーが決定したら、まずは細かい打ち合わせや目的地の下調べなどの事前準備を行います。また、主な飛行機や宿泊先のホテルやレストランなどの予約、チケットの手配や観光スポットの案内、トラブルが起きた際の対応など、ツアー中に起こったことに対してすべての面でさまざまなサポートを行います。
つまり、お客様に対してスムーズかつ快適な旅を提供するのが、その主な役割となっています。

また、営業職も兼務しているツアーコンダクターの場合、社員旅行や修学旅行などの団体旅行を自ら受注を行うこともあります。

ツアーコンダクターは勤務時間も長く、体力と気力両方が必要な仕事でもあります。日帰りの国内ツアーでも一日がかりの仕事が多いですし、海外へのツアーの場合は国により時差が異なるため、出発から到着までほとんど眠らずに働き続けなければいけないこともあります。

また、集合場所にお客様がなかなか現れない、急病人が出てしまう、などのトラブルが発生する可能性もあります。その為、各種トラブルに対する対処法や、未然にトラブルを防ぐ為の事前準備など、トラブルへ適切な対応が出来るようにしておく必要もあります。予めマニュアル等がある場合もありますが、より業務を円滑に進める為に、自ら準備等をしておくと良いでしょう。

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ツアーコンダクターになるには

ツアーコンダクターの募集で求められる学歴は高卒以上などが比較的多く、特に高い学歴や、特定の専門学校卒などが求められることは殆どありません。その代わり、ツアーコンダクターになる為には『旅程管理主任者資格』という資格が必要となります。しかし、この資格も採用後に取得できる場合も多いので、就職する際には持っていなくても殆ど支障は無いでしょう。

旅程管理主任者資格には国内旅行のみ添乗できる『国内管理主任者』と国内と海外どちらも添乗可能な『総合旅程管理主任者』の2つがあります。
何れの資格に関しても研修を受ける必要があります。代表的な取得方法としては下記の2通りです。

他にも独学で取得する事も可能ですが、指導する人がいない等の理由から難易度は高くなります。

社会人として既に働いていて学校で取得していない場合、学校へ一から通いながら取得というのは経済的に難しい場合が出てきます。その際におすすめなのが、派遣会社に登録して取得する方法です。

派遣会社によりますが、添乗員の付き添いとして実際に働きながら経験を積むことも可能な場合もあります。学校での取得と違い、給与を得つつ現場での経験を多く積める事や、即戦力になれるスキル・ホスピタリティを身に着けられるというのは大きなメリットとなるでしょう。

また、海外での添乗も可能になる総合旅程管理主の場合は英語を使用した海外実務や海外での研修が必要となります。資格を取得可能な英語力の目安としては、英検2級以上やTOEIC550以上などとも言われています。派遣会社に登録後に取得を目指す際には、事前に同程度の英語力を身に着けていると良いでしょう。

持っていると有利な資格は?

添乗員として仕事をするためには『旅程管理主任者資格』が必要になりますが、それ以外に取得すると有利な資格としては、国家資格である『旅行業務取扱管理者』という資格があります。

旅行会社の営業所には必ず旅行業務取扱管理者を最低でも一人は配置しなければならないという決まりがある為、資格を持っていると就職に有利に働いたり、収入の増加が期待できます。また、いずれは独立して旅行会社を立ち上げたい等を考えている場合は必須の資格と言えるでしょう。

他にも『全国通訳案内士』という資格で来日した外国の方を案内する資格もあります。こちらも国家資格となります。外国からの方を案内できるようになる為、業務の幅を広げられるのが強みとなります。

取得する為の試験では、外国の方に日本を案内する為の資格というだけあって、日本の地理や歴史、文化などや、外国語(英語・フランス語・中国語などから選択)などが実施されます。

また、この資格は『地域通訳案内士』という地域限定のものもありますが、指定されている地域のみとなっています。年を追って対象地域も増えていますので、対象になっている地域に思入れがある方や、気になる方はこちらも確認してみると良いでしょう。

まとめ

今回はツアーコンダクターの仕事について詳しく見てきました。一旦ツアーに出れば旅行中に起こる様々なことに対応しなければならないため、臨機応変な対応が求められる大変な仕事です。

しかし、学歴を問わずでき、派遣や正社員として働くにも、経験の積み重ね自体が自らのスキルアップにもつながる仕事でもある為、派遣で経験を積むのも良い選択肢になる仕事でしょう。

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