笑いから学ぶ仕事術
まず動く。それが道をひらく力
お笑いコンビ「すっとこどっこい」。コンビ結成から10年を越えた。
仕事をしながら芸人を続ける二人は、笑いをつくる裏側で、常に「仕事」と向き合い続けてきた。
会話の端々にあふれる、飾らない言葉の中に仕事術のヒントが詰まっていた。
地元が同じ東風平という二人。学生時代は遊び仲間だった日々から、別々の事務所、別々のコンビを経て、2014年にコンビを組んだ。
「すっとこどっこい」という名前の響きは、遊びの中で生まれたものだという。肩ひじ張らずに笑いをつくる姿勢は、当時から変わっていない。しかし、プロとして活動を始めた頃の現実は甘くなかった。
プーキーさんは当時を振り返り、「最初のギャラが500円。さすがに『これはヤバいな』生活できないと思った」と語る。
その言葉には、厳しい状況を笑い飛ばせる強さと、そこから踏ん張ってきた実感がにじんでいた。
そばしょうさんも、事務所に入った瞬間こそ『夢が叶った』という感覚があったが、営業の仕事を任されて初めて「これは仕事なのだ」と気持ちが切り替わったという。
好きだけでは続かない。でも、好きだから立ち止まらずにいられる。二人の姿は、そんな矛盾を抱えながら前に進むすべての人に重なる。
芸人一本では食べていくのが難しい世界。だからこそ、彼らは生活の土台としての仕事を持つ選択をした。
そばしょうさんは、那覇市内の小中学校を回り、修繕や現場対応を行う仕事に就いている。
児童に気づかれ、「見たことある!」と声をかけられることもあるという。その瞬間を「嬉しいですよね」と柔らかく語った表情が印象的だった。
子どもたちとのやり取りが、日々の励みになっている。
プーキーさんは、施設の清掃員として働いている。職場で聞こえる、個性豊かな、おじぃ・おばぁの言動が、ネタのヒントになるという。
「お笑いに集中するために働く」のではなく、「働くことでお笑いの引き出しが増えていく」。そんな循環が二人の中には息づいていた。
すっとこどっこいのネタ作りは独特だ。
台本を綿密に書くのではなく、二人で立ち、実際に動きながら形を探す。
「やってみて違和感があれば、すぐ別設定に変える」と話すプーキーさん。
そばしょうさんも「アドリブから生まれる一瞬の面白さをどう活かすかを考える」と言う。
『まず動く』という姿勢は、どんな仕事にも通じる。
失敗を恐れて動けないよりも、試してみて、そこから修正する。そのシンプルな繰り返しが、舞台の上でも仕事の現場でも力になる。
そばしょうさんは、事務所ライブの司会を任されることが多い。
その技術は、働く上で欠かせないコミュニケーションの本質に通じている。彼が特に意識しているのが「引き際」だ。
思ったより客席が温まらないとき、長く話しても内輪ノリになってしまう。
だからこそ空気を見て、早めにネタへつなぐ。それは、「相手の状態を見て行動を切り替える」という、どんな職場でも必要なスキルだ。
さらに、コールセンターでのバイト経験から学んだ、声のトーンを合わせる技術も仕事に生きている。
驚いたら一緒に驚き、落ち着いた相手には落ち着いた声で返す。声の使い方一つで、人は安心し、心を開く。
舞台は特別な場所のようでいて、人との向き合い方は日常と変わらない。人との関わり方の普遍的な共通点に気付かされる。
2025年、すっとこどっこいは初の単独ライブを開催した。10年以上積み重ねたものを、初めて自分たちだけの形で表現する場だった。
「めちゃくちゃ楽しかった」と語るプーキーさん。
「応援してくれている人に、ちゃんと返せた気がした」とそばしょうさん。
お客さんの笑顔に、自分たちがやってきたことの価値を改めて実感したという。積み重ねた時間は、すぐには報われない。でも、続けてきたからこそ見える景色がある。
続けていれば、壁にぶつかることも落ち込むこともある。やめたいと思った瞬間がなかったわけではない。
そんなとき二人を支えたのは、家族や友人、ラジオのリスナー、ライブに足を運んでくれる人たちだった。
プーキーさんは「応援がなかったら、とっくに辞めていたと思う」と語った。
その言葉には、支えてくれる人たちへの深い感謝がにじんでいた。人は一人では走り続けられない。誰かに見てもらえているから、踏ん張れる。
まず目下の目標として挙げられたのは、O―1グランプリだ。お正月の生放送で、沖縄中が見守る舞台。彼らにとって「一年間の努力の集大成」であり、未来へつながる大切な節目でもある。単独ライブも、今後継続していきたいという。
「もっとネタを磨いて、映像企画も進化させたい」とプーキーさん。
「応援してくれる人に、また楽しんでもらえる場を作りたい」とそばしょうさん。
さらに、プーキーさんの大食いキャラを活かしたテレビ企画や、そばしょうさんのMC力を活かしたイベント出演の幅も、少しずつ広げたいという。
二人が目指すのは「大きな夢を叶えること」だけではない。応援してくれる人へ返し続けること。その姿勢こそ、すっとこどっこいの未来をつくる原動力だ。
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しんとすけ
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びんちょうたん
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| 代表取締役社長 | 首里のすけ |
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