笑いから学ぶ仕事術
お笑いコンビ「びんちょうたん」は、高校のサッカー部仲間。それぞれ別のキャリアを経て「お笑い」の楽しさを再認識し再会。人を笑わせる高揚感を原動力に精力的に活動中です 。彼らの歩みには、仕事に前向きに取り組むヒントが隠されています 。
備長炭の特徴にコレだ!と感化されコンビ名にしているのがお笑いコンビ「びんちょうたん」。那覇西高校サッカー部出身の同級生コンビ、へっしーさんといへやさんのお二人です。
高校時代は、帰り道で冗談を言い合いながら帰る日々。その時から、すでに「笑いの相性」を感じていました。
卒業後は一旦、それぞれ別の道に進み、再び「一緒にお笑いをやろう」と手を取り合ったそうです。
へっしーさんが芸人を目指すきっかけになったのは、高校の学園祭で披露した初めての漫才。「笑いが起きた瞬間の感覚が忘れられなかった」と話します。
お笑いのお仕事を意識するも、一度は一般企業に就職。その後、利用していた美容室からの紹介でオリジン社長の首里のすけさんと出会い、お笑いの世界へ。ピン芸人や別コンビとして活躍していました。
いへやさんは大学卒業後、東京の番組制作会社で裏方の仕事を担当。
「テレビの現場は楽しかったけど、やっぱり自分も『表に出る側』になりたいという気持ちが日に日に強くなってました」と当時を振り返ります。
その思いが消えずに燻っていた時、へっしーさんから「一緒にコンビをやらないか」と声が掛かります。
二人でMー1グランプリに挑戦したとき、緊張と興奮が入り混じる中「やっぱりこれが自分のやりたいことだ」とお互い確信。こうして「びんちょうたん」が本格的に動き出しました。
いへやさんにとって特別な仕事は、地元、伊平屋島からの初オファーでした。
「村のイベントでMCを任された時に、親や友人、島の人たちが笑ってくれて、帰ってきてよかったと心から思いました」と島出身の芸人として、地元に笑いを届けられたことが大きな喜びと自信に繋がったそうです。
「地元の島の人たちが笑ってくれることが、今でも活動の原動力です」と笑顔で語るいへやさんの目には、地元への強い愛情が宿っています。
一方、へっしーさんは、芸人として事務所ライブでG2からG1ステージに昇格した瞬間が忘れられないそうです。
「緊張で手が震えっぱなしでしたけど、お客さんの笑い声を聞いた瞬間、全部報われた気がしました」と、地道な努力の先にある喜びを噛みしめるように語ってくれました。
ネタ作りは話し合いながら進めている二人。時には意見がぶつかることも。
へっしーさんは「そんな時はお互い正直に話すことを大切にしています。思ったことを飲み込んでしまうと、後でモヤモヤするから、それならちゃんと伝えます。多少ぶつかっても、時間をおけば自然と戻る関係ですから」と笑顔で語ります。
お互いを尊重しながら本音で話せる関係は、まさに『良いチーム』。
お笑いに限らず、どんな仕事でも、相手と話し合いながらより良い形を探す姿勢が、チームを強くします。
二人のチームワークは、そんな仕事の理想形のようです。
へっしーさんは「お笑いを見に来たお客さんに、自分たちの気持ちの浮き沈みは見せないように心掛けています」と話し、舞台上では常に笑顔でいる事、そして元気で大きな声でお客さんと向き合う事を大切にしています。
このプロとしての姿勢は、飲食店のアルバイト経験で得た相手を思いやる接客の基本と、高校時代の部活動で培った目標に向かう真面目な姿勢が活きています。これまでの経験から得た人との向き合い方が、お客様に笑いを届ける原動力となっています。
いつもうまくいくわけではなく、ネタがウケず、舞台で空気が読めなくて空回りする事もあります。
へっしーさんは、お客さんが笑ってくれた動画を見返したり、SNSでファンから届く応援メッセージに目を通し、元気を貰っているそうです。
「皆が笑ってくれたあの瞬間を思い出すと、また頑張ろうって思えるんです。応援してくれる人がいるって、すごく力になりますよね」と笑顔で答えます。
一方、いへやさんは「落ち込む時間がもったいない。次を考えるほうが気持ちが前向きになりますし。また何よりも相方の明るさに助けられる事が多いです」と相方のへっしーさんが助けになっていると力強く答えます。
前向きに気持ちを切り替えるきっかけ作りは、どんな仕事にも活かせそうです。
へっしーさんは「人と関わることが多いので、あえて考えない時間を作って頭をリセットするようにしています」と、オフでは散歩したり、好きな動画を観たりするなど、一人で過ごす時間を大切にしています。
一方、いへやさんはお笑い動画を研究するのがオフの日課。間の取り方や言葉の強さなど動画で学ぶことは多いと語ります。
また、いへやさんは「沖縄そば芸人」を目指していて、沖縄そばのスタンプラリーにも挑戦中。
「美味しい物を食べると元気になりますし、ネタのアイデアが浮かぶこともあるんですよ」と趣味を楽しみつつ、お笑いのアンテナを常に張り巡らせています。
いへやさんは「テレビの食レポやハードなロケにも挑戦したいですね。相方は汗をかくのが苦手なので困らせてやりたい(笑)」と悪戯っぽく笑います。
へっしーさんは「単独ライブを開き、多くの芸人さんと共演したいですね。『その場にいるだけで場を盛り上げてくれる人』が目標です」と語ります。
お二人の現状に満足しない、常に新しい事に挑戦する意気込みを感じます。
お笑いも、仕事も、思い通りにならないことはありますが、びんちょうたんの二人のように、目の前のことを楽しみながら一歩ずつ進む事で、何かが変わる。
「好き」を信じて動き出す勇気と、笑い合える関係。それが、仕事を続けていく上での一番のエネルギーなのかもしれません。
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しんとすけ
楽しむこと、それが続ける力
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ノーブレーキ
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