就職なんでもQ&A バックナンバー

-vol.137
40代での職探しは年齢的に難しいか（ 40代　女性　Oさん ）

Q 今仕事を探しているのですが、なかなか見つからなく困ってます。経験は20代からいろんな仕事をしました。年令的に難しいのでしょうか?　

A 年令を目安に採用を判断する企業もありますが、仕事は年令よりも能力です。多くの求職者の中で、Oさんを採用した方が企業の為だとアピールすることが必要になってきます。

Oさんの武器は20代からの経験と実績なので、得意や強味をアピールできる職務経歴書が有効です。

1. 「どんな会社で、どんな仕事をしてきた」任された仕事、責任を持って従事した仕事があれば、それを書き出して整理して下さい。表彰されたり、褒められたことがあればそれも書きます。
2. 「仕事で身に付けた特技、資格」　何を学んだかを書くことは大切です。一つずつ書き出して下さい。
3. 「仕事をするときの心構え」いつもどんな気持ちで仕事をしてきたのかを伝えるのはとても大切です。
4. 「応募先への志望動機」なぜ応募したのか。採用されたらどんなことをしたいのかの決意表明を書きます。

企業が本当に知りたいのはこの4つです。面接でもそれをアピールしますが、「職務経歴書」としてまとめておくと、アピール力は何倍にもなります。履歴書ではどんな仕事をしていたのか分からないので、職務経歴書は有効なのです。

すでに職務経歴書を書いているのであれば、もう一度読み直して、Oさんの強味がちゃんと伝わっているかを確認して下さい。相手が知りたいことを、相手に伝わるように書きます。また、Oさんが伝えたいことがきちんと伝わるように書くことがポイントです。

面接も練習すればすぐに成果も現れます。ハローワークではよくセミナーを開きますので、参加して下さい。家族や友人、あるいは鏡を相手に練習しても成果は上がります。

年令が上がるほど就職活動は厳しくなるのが現実です。該当する求人が若者の半分しかないのであれば、若者の2倍、3倍は頑張る必要も出てきます。

ハローワークなど相談できるところを増やし、とにかく動くことです。動くことにより入ってくる情報も増えていきます。不採用がつづくと落ち込んでしまいますが、めげずに頑張って下さい。希望の仕事に就けるよう、期待しています。