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医療・介護現場の話、方針、魅力、やりがい、求められる人物像をインタビューしました!
医者らしくない医者になりたい。
Dr.久高のマンマ家クリニック
大家(医学博士)
久高 学 先生
(写真:最前列中央)
若い頃、僕はいつもイライラしていました。以前は心臓血管外科医で、患者さんの生死と常に向き合っていたのが辛かったのかもしれません。毎日働き詰めで人間らしい生活もなかった。家族サービスなんかしたこともありません。でも妻は泣き言一つ漏らさない。それなのに文句を言うのはいつも僕だったんです。患者さんに対してもそう。容態が悪くなるのは患者さんのせい。こんなに働いている自分が悪いわけがない、そう思っていました。苦しかったね。転機の一つに父親の死があります。父の死を悲しむ一方で、冷静に原因を分析している自分もいた。肉親に対してすら「医者 久高学」が前に出てくるんです。恐ろしかった。医者である前に人間でありたい、そう感じてからは徐々に考え方が変わってきましたね。昔は患者さんから手術が上手いと言われることがなにより嬉しかった。でも今は話しやすいだとか楽しいって言われるほうが何倍もいい。診察の際に手作りのてんぷらをもらうこともありますよ。いつも心掛けているのは、いただいた食べ物はその場ですぐ食べること。僕の嬉しがる表情が見たいから作ってきてくれたんですから。診察中にものを食べるなんて間違っていると怒る医者もいるかもしれません。衛生的にもね。でも僕はそんなことより大切にしていることがあるんですよ。医者としてより、人間としてね。
私たちの医院は女性の患者さん専用。病気になんて負けないでカッコ良く生きる女性の味方なんです。病気のせいで外に出なくなったり、イキイキとした生活ができないなんて悔しいじゃないですか。
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